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2022/09/06 16:39

ある夏の思い出 前

ある夏の思い出

前回に引き続き、出雲のお話です。

からだに沁みわたるお酒といえば『天穏』。

味の濃い骨太なお酒を好んでいた店主でしたが、3年前の春に出会い、めちゃんこナチュラルな飲み口にひとめぼれ

山陰のお酒にはまるきっかけとなった一本です。

この天穏を造る板倉酒造さんに。

ここでも現在の杜氏、小島杜氏にお会いし貴重なお話を伺う事ができました。

この蔵でどんなお酒を造るのか、

そもそも日本人はなぜお酒を造るのか、

なぜ人はお酒を呑むのか

さらに遡ってホモサピエンスの誕生あたりから…

歴史や哲学や地理や神話などなど、

色々な角度からお酒について深く掘り下げ、

お酒にまつわる壮大な物語を、杜氏の言葉で熱く語っていただきました。

人の『いとなみ』を表現したお酒。

のむと幸せな気持ちになる理由が少しわかりました。

試飲でだいぶエビス顔の店主と、蔵の中を丁寧に案内してくださった営業さんとの記念の一枚を。