ミヤモト惣菜店

お酒をめぐる冒険

11月のある日、車を3時間走らせて天狗も住んでいるような山奥の村の廃校にあるお店に行ってきました。

私たちのお燗のお師匠でもあり、お酒のセレクトをお願いしている道前さんに会いに。（そうそう、今年の正月にスタッフ一同に燗酒千本ノックをしていただいたあのお方です。）

彼女のお店は世間でもてはやされている華やかなお酒はありません。素朴で燗にするとじんわり、滋味深くて、からだに沁みる、そして料理にとても合う、そして飲み頃の、そんなお酒です。（要するにめちゃうまいので大好きなのです。）

お店の中はお酒や伝票や何かわからん色々なものが雑然と積まれ博士の秘密の研究室のような雰囲気。

店主はとても無愛想ですが怒っているわけではありません、と、はじめてお会いした時にも言われましたし、ホームページにも書かれています。（要するにめちゃんこシャイだけど熱い人なのです。萌え〜）

こんな出会いのおかげで私達はお燗に夢中なのです。